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2008年7月14日 (月)

ダニについて

血を吸うだけじゃなく、病原体を運ぶ困ったやつ

ダニは世界中に10000種以上いるといわれています。
犬や猫などの動物に悪さをするダニとしては、疥癬(かいせん)のように皮膚にトンネルを作って猛烈なかゆみを引き起こすものや、耳ダニ、爪ダニ、にきびダニなどがいますが、ここでは肉眼でも見えるマダニについてお話します。


マダニは低木の茂みや開けた草原、芝生などに潜んでいる節足動物です。
昆虫だと思われていますが、クモやサソリと同じ節足動物という仲間に分類されます。
マダニは動物の血を吸って生きています。
吸血対象の動物が通りかかるとその体温や呼気、歩く振動を察知して動物に飛び移り、毛を伝わって頭や顔や脇の下など皮膚の薄い場所に移動してから血を吸い始めます。
血を吸う前のマダニはゴマ粒大の薄っぺらな形をしていて色は茶色ですが、血を吸うと黒くふくれてアズキ粒大のイボのようになります。
たいていはこのイボに気づいて「これは何?」となります。
それが吸血中のマダニです。
よく見ると黒くふくれた部分についている足がかすかに動いているのがわかります。


マダニは口を動物の皮膚の中に食い込ませて血を吸います。
取ろうとしてもこの口がしっかりと皮膚に食い込んでいて簡単には取れません。
無理に取ると口だけが皮膚の中に残り、そこが傷になって化膿してしまったりすることがあります。
慎重に丸ごと全部つまみとるといいのですが、それができないときは薬を使ってマダニを仮死状態にしてから取ります。
これは獣医さんにお願いしてください。


マダニは蚊のように一瞬刺して血を吸ってすぐ去っていくのとは違い、食いついたまま1週間近くも血を吸い続けます。
マダニがついて血を吸っていても動物はあまりかゆがりません。
そのため頻繁に特定の部位を掻くという仕草などからは、マダニがついていることは判断できません。
犬や猫の場合は頭頂部、目や口の回り、脇の下、指の間などにマダニがつくことが多いので、日頃から体をよくさわってイボ状のものがついていないかチェックしてください。
マダニのせいで動物はアレルギーを起こしたり、バベシア症やライム病という死亡率の高い病気になったりします。
ライム病は人間にも感染する人畜共通感染症です。
多数のダニがつくと大量に血を吸われて貧血症状を起こすこともあります。

初夏から晩秋まではマダニに要注意です。
マダニを寄せつけない薬やついたマダニを殺す薬については、獣医さんに相談してください。

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