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2009年10月22日 (木)

高齢者と犬

70代夫婦が仔犬でラブラドール・レトリーバーを買い(飼い)、大きくなったとたん「体力的に無理だ、もう飼えない」と飼育放棄。

買うほうも買うほうですが売るほうも売るほう。

販売時の説明はきちんとされていたのでしょうか。

「大きくなりますよ、体重30キロは越えますよ、しっかりコントロールできないと散歩にも連れていけませんよ」。

言うべきことを言っていれば購入をあきらめたはず。

それとも、「どうにかなりますよ」とでも言ったのでしょうか。

あるいは、「大丈夫、これまでも犬はたくさん飼ってきた、体もまだ丈夫」と購入者側が言うのに押し切られたのでしょうか。

売ってはいけない犬を売った。

買ってはいけない犬を買った。

飼育困難は最初からわかっていたこと。

犬も不幸ですが、飼えると思った犬を手放さざるをえない高齢者もまた不幸です。

かわいがってきたに違いないですから。

環境省の「譲渡支援のためのガイドライン」のなかにもマッチング(どのような人にどのような犬が向くのか)の大切さが示され、次のような留意点があります。
・居住環境
・住居
・家族構成
・ライフスタイル
・飼いたい理由
・年齢
・飼育経験
・飼育環境
・先住動物と相性
ペットショップでは販売時に犬の説明をする義務はあるけれど、その犬が購入者に飼える犬なのかのチェックは行われません。
大型犬でなく小型犬だとしても、高齢者に仔犬を販売するのってどうなのでしょう。
犬の平均寿命を15歳とした場合、購入者は自分の年齢に15を足した将来をイメージしなければ。。。
今は充分に健康だとしても、15年先に健康でいるとはかぎらない。
高齢者は犬を飼うなと言いたいわけではありません。
高齢者こそ、生活の伴侶として犬が必要だと思います。
だからこそ、飼える犬を選んでほしい。
途中で飼育放棄したり、自分亡きあと愛犬をハチ公にしないためにも、仔犬が欲しい若い犬が欲しいという気持ちを一度じっくり考え直してほしいと思います。
70代夫婦が飼育放棄したラブラドール、50歳夫婦の家族になることが決まりました。
50歳夫婦にとっては生涯で飼う最後の大型犬になります。
それをきちんと自覚されているご夫婦のもとで、ラブは第二の犬生をスタートしました。
Loveo


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