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2014年1月 2日 (木)

犬猫の輸血

昨日輸血をした柴犬シーバは今日は少しだけいい傾向です。
でも 輸血による副反応が今後出る心配もあり…回復に向かうとはまだ言えない状況downwardright


「犬猫の輸血について」
ヒトの輸血は知られているけど 犬や猫への輸血はあまり知られていませんね。
怪我や病気で血液が失われたとき・血液を作る機能に異常があるとき・大きな手術で大量出血が予想されるときなど 犬や猫にも輸血をすることがあります。

犬・猫にも血液型があって 輸血できる血・できない血を見極める必要があります。

●犬の輸血
犬には9つの血液型があります。
型さえ合えば輸血できるというわけではなく 体内に入ってきた異物(抗原)をやっつける仕組み(抗体)を検査しないと輸血できません。

血をあげる犬(供血犬=ドナー犬)から検査用の血を少しだけ採血します。3〜4ccほど。
これを検査キットで調べてから 血をもらう犬(受血犬)の血液と混ぜる適合試験をします。これをクロスマッチといいます。
結果が出るまで1時間ほどかかります。

供血犬(ドナー犬)の血が輸血可能なら 輸血のための採血をします。
おとなしい犬ならそのまま採血しますが 動いてしまう犬は軽い鎮静剤でおとなしくさせます。

採血のあと異変がないか確認をしてから供血犬(ドナー犬)は帰宅できます。
供血はその犬の健康を損なわないような量を検討して行います。
あげたぶんの血液は日に日に回復して ふだんの生活に支障はありません。

供血犬は 健康であること・感染症のウィルスや菌をもっていないこと・フィラリアにかかっていないことが最低条件です。
若くて体が大きな犬のほうが負担は少ないですが 少量供血なら10歳前後の年齢でも小型犬でも実施する獣医師の判断によって供血は可能です。


●猫の輸血
猫にも血液型があります。
日本猫の多くはA型で 外国種の猫はB型が多いといわれています。
しかし最近は交雑によって 見た目は日本猫だが血液型はB型という猫も増えているようです。

AB型の猫もいますが数は少なく AB型の猫への輸血は供血猫を見つけるのがとても大変です。
輸血さえできたらという場合に備えて 機会があったら愛猫の血液型を調べておくといいですね。
若くてしっかりした体つきで健康で 感染症にかかっていないこと 採血のときおとなしくしていられる性格というのが供血猫の最低条件です。

犬に比べて体が小さいぶん供血に不安を感じる飼い主さんが猫の場合は多いです。
だからこそ 輸血の大切さを知ってもらって 必要なときは供血に名乗り出ていただけたらと思います。


犬が犬を助ける…
猫が猫を助ける…
飼い主はその橋渡し役を。

………………


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